マー君が「英語勉強計画」をいったん白紙に戻した理由

公開日: 更新日:

■「ヒデキより話せない(笑い)」

 ヤンキースを10年以上取材するニューヨークメディアのベテラン記者がこう言った。
「ヒデキ(松井秀喜)も入団当初は英語がほとんど話せなかったが、タナカに関しても、同じような状況だね。いや、ヒデキより話せないかな(笑い)。先日、通訳を介して話をしたけれど、会話ができるレベルどころか、ハロー、グッバイ、イエス、ノーぐらいしか話せないようだから。(知っている)単語はせいぜい計10語から20語程度かもしれない(笑い)」

 もっとも、ヤンキースとは7年契約。本人はメジャーを腰掛けにするつもりは毛頭ないし、英語を徐々にマスターしていこうという意欲もある。

 田中は渡米前、メジャーの環境に慣れることと並行して、英語を勉強する計画を立てていた。例えば球場への行き帰りの車の中で英語のテープを流すこと、日本から持参した英語習得のためのテキストや本をキャンプ中に読むことなどだ。ところが、実際にキャンプが始まってみると、自身の調整やトレーニング、コンディション維持に想像以上の労力が必要だと痛感した。そこで本人は英語よりコンディショニングを優先させようと決断。英語習得は無事に開幕を迎え、先発ローテーションに入り、ある程度、米国でのリズムをつかんでからの方がいいと考えるようになったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”