普通の女性に…アン・ソンジュが語るプロゴルフ「引退後」
「申ジエは米国でも活躍して、韓国でも賞金女王になり最短で永久シードをもらっているすごい選手。仲がいいイ・ボミも韓国で賞金女王になっている。2人はメンタルも強いし、ショットもいい。ショートゲームもうまい。私に足りない所を持っている。韓国で(賞金)女王になっていないのは私だけなんですが、韓国人の女子プロとして初めて日本で賞金女王になったことはすごく光栄なことだと思います。それも韓国の先輩プロたちが道を切り開いてくれたからです。とても感謝しています」
――今年中に4つ勝って20勝に到達したら本当に引退するんですか。強いアンさんがいなくなると日本人選手は喜びますね。
「4つも勝てるとは思いませんが、もしも4勝しても来年までは続けます」
――ゴルファーを辞めたら何をするのですか。
「まず、家族と旅行に行きます。中学1年から、ずっとお父さんとお母さんと旅行に行ってないし、寂しかったですから。できれば結婚もしたいし、普通の女性になりたいです。でも、ゴルフを辞めてもすぐに韓国には帰らないと思います。所属先や契約スポンサーなど、日本でお世話になっている人はたくさんいます。例えば、スポンサーさんがゴルフコンペを開催すればそこに参加して恩返しもしたい。私みたいなプロゴルファーになりたいという人がいればレッスンもしてあげたい。日本が大好きなので何かお返しをしないと。ゴルフアカデミーもやりたいし、その頃まで縁があって(用具契約している)ヨネックスさんがジュニアを教えるようなイベントを行えば、そこでもレッスンしたいです」