日本ツアーに恋々の松山英樹 「シード変更」に文句タラタラ

公開日: 更新日:

■招待オファー殺到も自分では試合が選べない

 ちなみに義務試合数をクリアできないと、13年賞金王で5年シードを持つ松山も、来年1年間の出場資格を剥奪されることになる。人気選手だから招待枠でのオファーは殺到するだろうが、自分で好きな試合を選べなくなるという不便が出てくる。

 ゴルフジャーナリストの早瀬利之氏がこう言う。

「ケガをした左手の負担を軽くするため、以前に比べダウンブローを打ち込まなくなった。本人も違和感を感じ、苦しんでいるのでしょう。今回の件は、特権だと思っていた5年シードの規定を勝手に変えられて頭にきているのでしょうが、日本のシードがなくなることに不安を感じているのかもしれません。ただ『目標はメジャーで勝つこと』と本人も言っているのですから、『日本に帰らず、米ツアーでやります』というぐらいの覚悟が必要です。スポンサーがどんどん逃げ出して縮小していく、ちっぽけな日本ツアーにしがみつくことはない。すでに米ツアーで1勝を挙げており、力もある。日本のシードくらいでケチくさい言葉は聞きたくないですね」

 JGTOからグチャグチャ言われてアタマにきたのなら、この際、日本ツアーの5年シードは返上するぐらいのことを言ってやればいい。それもできず、日本ツアーに恋々としているようでは、メジャー勝利は遠い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり