サウジに勝って再認識…本田圭佑は日本代表に必要ない?

公開日: 更新日:

 Jリーグ開幕前から日本サッカーを取材しているスポーツライター・藤江直人氏は「本田がこれから先、日本代表に招集され続けるには条件があります。年明け1月に移籍市場が開いた時、必ずミランを離れて新天地に移籍し、試合に出ることで好パフォーマンスを維持することです」と言って、こう続ける。

「オマーン戦の前、本田が『試したいことがあります』と話していましたが、それは縦に早く攻める――というハリルホジッチ監督の基本戦術に従うのではなく、ボールをつないでペースを握る、局面に応じて攻撃に緩急を付ける――ことを本田は考えているのだろうと思いました。するとオマーン戦の前半42分、右サイドからドリブルすることで“絶妙な間合い”を取り、ボールを送ったMF清武経由でFW大迫のゴールが決まりました。ハリルホジッチ監督という“上司”の命令に従う選手が多い中、本田のように“良い意味で抵抗して意見をぶつけ合って”チームを強くしていこうと考える選手は、比較的におとなしい選手の多い日本代表には必要だと思います。いずれにしても、本田自身のパフォーマンスを上げるには、先発できるクラブに移籍することが大前提となります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方