ライバルがヒント 19年ラグビーW杯の勝機は九州にあり

公開日: 更新日:

 去る17日のアイルランド(世界ランキング3位)とのテストマッチ初戦(静岡・エコパスタジアム)で、22―50と大敗したラグビー日本代表(同11位)。

 アイルランドは19年W杯日本大会(9月開幕)1次リーグA組でスコットランド(同5位)と並ぶ、日本の最大のライバルだ。今回の来日メンバーは1・5軍。主力11人が別の遠征に参加しているためで、ベストメンバーで臨んでくる19年大会での日本の苦戦は必至だが、日本の決勝ラウンド進出にわずかながら、望みもある。

 この日、取材に応じたアイルランドのCTBギャリー・リングロース(22)は17日の試合を振り返り「アイルランドよりも暑く、我々にはチャレンジだった。日本の蒸し暑さは体の大きい選手、体重が重い選手には厳しい」と19年大会への警戒を強めていた。

 暑さに不慣れな2強の弱点を突かない手はない。19年大会は9月でも30度近くを記録する日は珍しくない熊本、大分も会場だ。この2カ所を2強との対戦会場にすれば、勝機も見えてくる。19年大会の会場、日程などは組織委員会によって今秋にも正式決定する。間違っても札幌や岩手・釜石を会場にしない方がいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  2. 2

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  3. 3

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  4. 4

    大阪万博開幕まで2週間、パビリオン未完成で“見切り発車”へ…現場作業員が「絶対間に合わない」と断言

  5. 5

    マイナ保険証「期限切れ」迫る1580万件…不親切な「電子証明書5年更新」で資格無効多発の恐れ

  1. 6

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  2. 7

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  3. 8

    Mrs.GREEN APPLEのアイドル化が止まらない…熱愛報道と俳優業加速で新旧ファンが対立も

  4. 9

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  5. 10

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差