日馬富士引退でも沈黙 貴乃花親方“陰謀”次なる標的は白鵬

公開日: 更新日:

 本来ならこの事件の加害者である日馬富士を徹底的に糾弾してしかるべきなのに、日馬富士が引退する以前から矛先は白鵬に向けられていたことになる。

貴乃花親方は日ごろから、前回の理事長選で貴乃花親方を支持した山響親方(47)らと国技館の一室に集まり、密談をしているといいます。広告代理店関係者からの裏金をフトコロに入れるなどして昨年1月、協会をクビになり、地位保全の裁判を起こして係争中の前顧問が山響部屋を訪れたという情報もある。彼らは普段から協会転覆を企てているフシがあった」とは別の親方だ。

 つまり協会内部のクーデターをもくろむ貴乃花親方にとって、日馬富士の暴行事件は降って湧いた僥倖のようなもの。形勢逆転のまたとないチャンスとばかりに、利用しているのではないか。週刊新潮や週刊文春で貴乃花親方を支持、その胸中を代弁している親しい関係者のコメントからは、そんな意図が見え隠れするのだ。

 貴ノ岩に暴力を振るった日馬富士は言語道断だが、殴った方も殴られた方も、まさか陰謀のダシに使われるとは思わなかったに違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方