エ軍大谷を容赦なく内角攻め 初対戦強豪3球団の怨恨と因縁

公開日: 更新日:

「われわれのプレゼンは完璧だったが、ニューヨークが大都市であることは変えようがない」と、悔し紛れか、大谷が西海岸の中小規模都市を希望していることまで示唆して肩を落とした。

「ニューヨークメディアも怒り心頭。大谷は気が小さいチキン、大都会で勝負できないとこき下ろしたが、誰より悔しがったのはキャッシュマンGMでしょう。大谷が選んだエンゼルスのエプラーGMは、15年までヤンキースのGM補佐。選手を評価する独自のシステムを持つ、キャッシュマンGMの懐刀だったわけですから」(在米マスコミ関係者)

 大谷はプロ野球の5年間で食らった死球がたったの4個しかない。相手投手には、ぶつけて大ケガをさせようものなら、ファンやマスコミから何を言われるか分からないという心理が働いた。

 しかし、メジャーはお構いなし。すでにオープン戦でひとつ右足首にぶつけられたし、結果を出しているルーキーにデカい顔をさせてなるものかと今後は容赦なく内角を攻めてくる。というより、故意に当てられても不思議ではない。

 おまけに、21日から対戦する3球団は、これまでと違ってプレーオフを狙えるチームだ。西地区首位を走るエンゼルスのキーマンは早い時期に潰しておきたいに決まっているし、大谷に対しては特別な感情も抱いている。あすからの9試合はくれぐれも要注意だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド