長友ツイートにも批判…世代交代なき日本代表に渦巻く不満

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 日本代表W杯メンバー23人がサプライズなしに終わり、平均年齢が過去最高の28.17歳となったことで1日付のスポーツ各紙は「おっさんジャパン」(サンスポ)、「オールドジャパン」(東京中日スポーツ)と刺激的な見出しを掲げた。

 さらに3大会連続出場が5人(GK川島、DF長友、MF長谷部、MF本田、FW岡崎)、2大会連続出場が6人(DF吉田、DF酒井宏、DF酒井高、MF山口、MF香川、FW大迫)と半数近くが代わり映えしないこともあり、ネット上には「劣化ジャパン」といった辛辣な書き込みもあった。これに鋭く反応したのが長友(31)だ。

 1日、自身のツイッターを更新して「年齢で物事判断する人はサッカー知らない人。」と書き込んだ。すると多くのフォロワーが反発。「結果を出してからじゃないと説得力がない」「結果で示して欲しい」と反論コメントが集中した。

「否定的な意見が集まるのは致し方ない」とドイツサッカー協会公認S級ライセンス保持者の鈴木良平氏がこう続ける。

「3大会連続、2大会連続出場選手は4年前、ブラジルW杯で1分け2敗と惨敗した。それからパフォーマンスは下降線をたどり、ケガで出場機会が減った選手も少なくない。確かに<サッカーは年齢で判断するものではない>とはいえ、4年前に結果を残せなかった選手が、年齢を重ねてフィジカル能力も低下したわけだし、ロシアW杯で活躍できる可能性は低い――と判断するのが妥当ではないでしょうか」

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