「美化は良くない」 鹿島DF内田篤人がW杯ベルギー戦に言及
日本では「優勝候補のベルギーをギリギリまで追い込んだ」と称賛一色だが、欧州トップレベルを熟知する内田にとって絶対にやられてはいけないミス。それは香川真司(ドルトムントMF)も語っていたことだ。
「『よく頑張った』と美化しがちだけど、それは良くない。『なんで0―2からひっくり返されてるんだ』って国に早くならないと日本は強くならないと思う。特にメディアはもっと(厳しく)言わないと。ドイツやブラジルだったら絶対に批判されている。選手も背負っているものが違いますよね」
苦言を堂々と呈することができる国際派SBである。早く表舞台に戻ってきて欲しいと切に願っている――。
(取材・文=元川悦子/サッカージャーナリスト)