26日の午後、貴乃花親方は自身の部屋を訪れた千賀ノ浦親方(元小結隆三杉=57)と弁護士とともに、弟子、床山、世話人ら8人の移籍について協議。前日、協会に提出した書類には千賀ノ浦親方の押印がなく、不備があるとされていた。
取材に応じた千賀ノ浦親方は移籍を認め、「署名して、印鑑も押しました。(貴乃花親方からは)『申し訳ありませんが、どうしてもよろしくお願いします』と言われた」と続けた。
協会はそれでも両親方の話し合いは不十分と判断、移籍に関する審議は10月1日の臨時理事会で行われることになった。「移籍」が実現すれば、貴乃花親方の弟子たちはそれこそ「祝杯」を挙げるのではないか――。