利用価値を品定め…貴乃花の元支援者らが相撲協会に接近中

公開日: 更新日:

 昨秋の日馬富士暴行事件以来、相撲協会の執行部を批判、あわよくば頂点に君臨しようともくろんだ貴乃花(46)は、自分ひとりで戦っていたわけではない。

 協会から損害賠償を求める訴訟を起こされている「裏金顧問」こと小林慶彦元顧問、元監事、弁護士、宗教関係者ら“同志”たちの多岐にわたるバックアップがあった。

 けれども、貴乃花が10月に退職して以降、その多くはクモの子を散らすように逃げ出したといわれている。

「そりゃ、そうだろ。貴乃花には知名度も利用価値もあった。仮に頂点に上りつめれば、利用価値も膨らむからね。だが、理事候補選に出馬して2票落選、協会を退職したいまとなっては、ただの元横綱。仮に知恵を貸したり、便宜を図ったりしたとしても、見返りは期待できないわけだから」とは、ある親方だ。

 貴乃花が協会を去った途端に知らんぷりとは現金で、驚くべきはそのしぶとさだという。

「だれが利用価値がありそうか品定め、協会の内情をあの手この手で探っているというんだな。で、元支援者のひとりは、あろうことか貴乃花と敵対していた親方に近づこうとしたと聞いた。もっとも、取り付く島もなかったようだけどね」(前出の親方)

 貴乃花の周囲には矜持も何もあったもんじゃない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり