話題はMGC出場権のみ…別府大分マラソン今年もドッチラケ
「一発勝負のMGCは公平な選考会」と前評判は上々ではあるが、そのスタートラインに立つことが目標になっている者にとって今年の大会は日本記録や優勝は頭にない。テレビ中継も今大会の「肝」は、記録や勝負よりMGC切符と思っているから、出場権獲得条件(日本選手1位=2時間11分以内、同2~6位は2時間10分以内)を画面右上に映しっぱなし。実況アナは「3人(二岡、5位橋本崚、6位岩田勇治)が獲得しました!」と大声を上げていたが、本来、マラソンとはそういう競技ではない。
五輪が終われば消えていく大会は1つや2つではなさそうだ。