取材規制に箝口令…佐々木朗希フィーバーを大船渡高に直撃

公開日: 更新日:

 学校はメディアやプロのスカウトに佐々木の家族との接触自粛を要望、さらに全校生徒に書面でこんな異例の通達をした。

「報道関係者から野球部のこと、佐々木君のことを聞かれたら、『学校に聞いてください』と答えるようにしてください」 これは保護者にも文書で伝えられた。事実上の“箝口令”だ。前出の千葉副校長が言う。

「公式戦は別として、練習に集中するため、学校としては一切の取材機会を設けるべきではない、という意見も出ました。ただ、そうなるとむしろ混乱を招く可能性があるため、公式戦開幕前などのタイミングで取材機会を設けます。わが校としては生徒たちの“プレー”を応援していただければありがたいですし、彼らもきっと、期待に応えてくれると思っています」

■試合に応じて「投球強度」に制限

 当の佐々木は、学校の配慮もあってか、普段通りの高校生活を送っているという。去る15日には春季大会に向けた壮行会に出席。先日、学校の体育館で行われた「生徒総会」では、委員の生徒の意見にうなずきながら耳を傾けていたそうだ。前出のマスコミ関係者が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  4. 4

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 5

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  1. 6

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  2. 7

    大阪万博メディアデー参加で分かった…目立つ未完成パビリオン、職人は「えらいこっちゃ」と大慌て

  3. 8

    容姿優先、女子アナ上納、セクハラ蔓延…フジテレビはメディアではなく、まるでキャバクラ状態だった

  4. 9

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

  5. 10

    エンゼルス菊池雄星を悩ませる「大谷の呪い」…地元も母校も同じで現地ファンの期待のしかかる