J2水戸が残業代11年間未払い&幹部パワハラ 社長が認める

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 サッカーJ2水戸ホーリーホックは23日、全社員に少なくとも11年間、残業代を一切支払っていなかったことを明らかにした。また男性幹部によるパワハラで男性社員1人が退職していたことも発表した。

 記者会見を行った沼田邦郎社長によると、今年4月まで、退職した社員を含む20~40代の計20人の残業代が未払い。勤務記録も管理していなかったため、残業時間も把握していなかった。未払い分支払いは労使間で交渉中という。残業代未払いについて「クラブ存続の危機が続き、社員もわかってくれていると思った。甘えがあった」などと釈明した。

 一方、パワハラを行ったのは40代男性幹部。昨年3月以降、20代男性社員に、大声で怒鳴るなど繰り返し暴言を吐いたという。社員は同7月に退職済みで、クラブが設けた第三者委員会はパワハラと認定。幹部と沼田氏の処分を検討している。

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