初のW杯3連覇かかるオールブラックスはビジネスも独り勝ち

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 人気、実力とも世界一を誇る強豪ともなれば、息つく暇もない。

 9日に来日した「オールブラックス」の異名を持つラグビーのニュージーランド(NZ)がグラウンド外でも多忙な日々を送っているのだ。

 12日は、キャンプ地である柏市内で行われたNZ政府観光局によるPRイベントに参加。スティーブ・ハンセン・ヘッドコーチ(HC)のほか、FLキーラン・リード主将(33)、日本のトップリーグでもプレーしたWTBソニー・ビル・ウィリアムズ(34)らが、日本でのイベントをアピールした。

 チームを代表して報道陣に対応したリード主将は「身体的にも、精神的にもコンディションは上々。早めに来日したので、日本の暑さにも慣れた。トーナメント(W杯)が楽しみです」と、自信を見せた。

 オールブラックスは今後も、チームが契約するスポーツ用品メーカーなど複数のイベントに引っ張りダコ。開幕前はもちろん、大会期間中も観光局主催の行事への出席が予定されている。オールブラックスへの注目度の高さを物語っているが、今大会終了後には、市場価値がさらに高まりそうだ。

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