八村塁NBA開幕戦にスタメン出場 14G10Rの“ダブルダブル”

公開日: 更新日:

 米プロバスケットボールNBAの2019―20年シーズンが23日(日本時間24日)、本格的に開幕。今年6月のドラフト会議で日本人初の1巡目(全体9位)で指名されたワシントン・ウィザーズのフォワード(FW)・八村塁(21)は敵地テキサスでのダラス・マーベリックス戦にスタメン出場し、25分間の出場で、14得点、10リバウンド。デビュー戦で、得点、リバウンドとも2ケタに達するダブル・ダブルを記録した。

 チーム期待のルーキーは第1クオーターで、いきなり見せ場をつくった。エースのビールからゴール下でパスを受けた八村は相手選手2人に激しいマークを受けながら、最後は221センチの巨人FWポルジンギスを振り切ってシュート。下からすくい上げる技ありのレイアップシュートでNBA初得点をマークした。その後も、得意とするミドルレンジからのシュートを立て続けに決めて8得点、4リバウンドで前半を折り返した。

 まずは大物ルーキーとしての片りんを見せつけたが、第3クオーターは精彩を欠く場面も。開始早々、2人のマークをかいくぐりながら放ったシュートはいずれも、ブロックされて得点できない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド