ソフトB復帰の城島氏 “権限なし長い肩書”はイチローが参考

公開日: 更新日:

 この変化は球団にとっては大歓迎。数年前から城島氏を将来の監督候補としていたものの、本人にその気はなし。球界に未練はないかのごとく、気ままに釣りとゴルフを楽しんでいた。

 それが今回、会長付アドバイザーとして古巣復帰を果たした。

「参考になったのが、イチローです」と言うのはある球団関係者。

■心変わりを待つ

「本当は城島に監督になってほしかったが、何年も球界を離れていた人をいきなり監督というのはさすがに無理がある。コーチというのも難しい。仮に工藤監督が今季限りで任期満了した場合、現場復帰後1年で監督というのも難しいでしょう。その場合は、次の監督を立てることになるが、指揮官候補の城島をコーチとして入閣させれば、それはそれで新監督がやりにくい。

『ユニホームは着なくても、現場には関わってほしい』という無理難題を解決するために参考になったのがイチローです。マリナーズの会長付特別補佐という、ある意味曖昧な立ち位置は、ウチにとっても都合が良かったということです。後は本人の心変わりを待つだけ。無理に迫って逃げられたら元も子もありませんから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い