燕・高津監督「奥川は体づくりに専念させる投手じゃない」
足を絡める攻撃陣の中で、山田とともに重責を担うのが高卒3年目の大砲・村上宗隆(20)だ。昨季の36本塁打、96打点は立派だ。一方、184三振はリーグワースト。逆方向にも打てるだけに打率・231も物足りない。本人は自覚して、アベレージを上げる意識をもってキャンプに臨んでいる。
バットでは貢献度が高かった村上だが、15失策はいただけない。村上だけではない。人工芝をホームとするヤクルトの97失策は、阪神の102失策と大差がなかった。
ベンチワークで1点をもぎとっても、守りの綻びから簡単に失点すれば意味がない。選手個々が守りに対する意識を高めるべきだ。
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