ホテルで2人お茶を テーブルにあった書きかけの野村ノート

公開日: 更新日:

 報道関係者は野村野球を知るために監督、コーチ、選手からミーティングの内容を取材。少しずつ明らかにされ始めていたが、全貌はつかめていない。

 南海での選手兼任監督時代から、野村監督はデータを重視していた。スコアラーに指示して、対戦相手の最新データを収集した。スコアラーの名前から「尾張メモ」と名付けられ、パ・リーグでは名をはせた。

 野村メモは、その上をいく。現役時代から親しかった巨人の正捕手・森祇晶にパ・リーグ情報を提供、それが巨人のV9に貢献したというのは、知る人ぞ知る。

 それが目の前、テーブルの上にある。ページが開かれ、きれいな文字が躍っている。誘うように「読め」と言っている。

■度胸がなかった…記者失格

 しかし、度胸がなかった。なぜか遠慮して、許可を求めることができなかった。記者失格である。

 しかし、その数年後、あるルートから、その「野村ノート」を入手することができた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」