TJ手術の権威が診察拒否…Bジェイズ山口が恐れる肘の故障

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 日本人投手では、手術明けのエンゼルス・大谷、過去に保存治療を受けたヤンキース・田中ら肘に不安を抱える投手は少なくない。渡米1年目のブルージェイズ・山口も例外ではなく、オープン戦ではメジャーの硬いマウンドや滑りやすい公認球への適応に苦戦した。

 山口は現在、本拠地のあるカナダが外国人入国を拒否したため、日本で調整を行っている。公認球に適応しようと、投げ込みがたたって肘への負担が増せば、TJ手術を受けた多くの日本人投手の二の舞いになりかねないのだ。

 メジャーでは原則、球団が契約するチームドクター以外による執刀は契約で認められていない。今のところ肘を痛めても米国では受け入れ先の病院が見つかりそうにない。ルーキー右腕は用心するに越したことはない。

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