太平洋クラブ初の試み 3密回避で“歩きのスループレー”導入

公開日: 更新日:

 もちろんスループレーに特化させることで、クラブハウスでの密集を減らすことにもつながる。

■全面改修したクラブハウス

 太平洋Cになってクラブハウスを全面改修。新たにスターターズハウスを設置し、トッププロが練習場で弾道データを調べる「トラックマン」を完備。そこでプレー前後のスイングをチェックできるほか、ゴルフ場利用者なら無料でシミュレーションゲームもできる。密を避けながらも、ただプレーするだけで終わりではなく、さまざまな楽しみ方を提案する。

 また故・井上誠一氏の弟子にあたる嶋村唯史氏がコース改修を手掛け、ティーイングエリアからコースを正対できるようにし、バンカー位置を補正した。さらに余計な舗装は撤去し、全てのホールでフェアウエーラインを整えるなど、ダイナミックさを感じられるコースになった。

「グランドオープン直後の4月7日に発令された緊急事態宣言の影響に加え、4、5月は東京から他県への移動自粛もあり、一気に来場者が減りました。しかし6月からは会員を中心に徐々にリピーターが増えていき、月平均約3500人の来場です」(前出の西島さん)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末