「全国の高校の長距離ランナーが青学大を目指すのは<箱根駅伝に出場して優勝も狙える>という理由から。それが近年は<原監督は卒業後もマラソン挑戦などバックアップしてくれる>が加わった。今月6日に、今春の卒業生でGMO所属の吉田祐也が福岡国際で初優勝して<青学大恐るべし>を印象付けたが、今回の岸本が登録外になった際の『治してからしっかり強化』という文言が<指揮官には選手ファーストの思想が染み付いている>と高評価につながる。高校の長距離選手の間で原監督人気は、ますますヒートアップするでしょう」
勝てるエースの登録外が、こんな波及効果を生むというのだ。