シャラポワ婚約発表で次の標的は米スポーツチームオーナー

公開日: 更新日:

 現役時代、数々の浮名を流したテニスの元女王マリア・シャラポワ(33=ロシア)が日本時間18日、婚約を発表した。

 お相手は米国で絵画販売などのビジネスを幅広く展開する英国出身の実業家アレクサンダー・ギルケスさん(41)。同国のウィリアム王子とはイートンカレッジ時代から親交があるセレブだ。

 やり手経営者のハートを射止めたとはいえ、元女王がスンナリ家庭に収まるはずがない。シャラポワの最終的な目標は、米プロスポーツチームのオーナーになることだという。

 シャラポワは現役時代から、自身がプロデュースした菓子を大ヒットさせるなど、コート外で商才を発揮。今年2月に引退するまで、獲得賞金を含めて400億円近く稼いだ。引退後を見据えてスキルアップにも余念がなく、ドーピング違反で1年3カ月の資格停止処分を受けた2016年には、ハーバードビジネススクールでマネジメントを受講。さらに、米プロバスケットボールNBAでインターンとして働き、リーグ運営などの実務経験を積んだ。スポーツビジネスに接したことで、球団経営にも関心をもったといわれる。

 シャラポワが単独で球団を買収するのは現実的ではないものの、共同出資者のひとりに名を連ねるのは決して不可能なことではない。

 かつての女王がMLBやNBAの共同オーナーへと華麗な転身を果たす。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • その他のアクセスランキング

  1. 1

    【新連載】あくまで本人の意思を尊重。卒業生が覚悟を持って決めた進路を力いっぱい応援していく

  2. 2

    青学大・太田蒼生が東京マラソンで魅せた「実業団選手には決して真似できない」果敢な走りっぷり

  3. 3

    女子フィギュア「令和のマオちゃん」島田麻央 世界ジュニア3連覇でも五輪に出られない厳し現実

  4. 4

    セクハラ報道に株で逮捕…地に落ちた「3冠監督」のその後

  5. 5

    ミラノ五輪で再燃する女子フィギュア「4回転の呪縛」…坂本花織もビックリなロシア勢の戦線復帰

  1. 6

    卓球・木原美悠の父が教え子へのわいせつ容疑で逮捕!かつて語っていた天才愛娘へのスパルタ指導の中身

  2. 7

    公約に「平和」という言葉を19回も使ったラパルティアン、一度も使っていないサラマンチ

  3. 8

    プロ野球にもオンラインカジノ問題…蔓延はコロナ禍が一因? 阪神、広島「調査結果は今は言わない」

  4. 9

    交通規制で配送業者は悲鳴、ごみ大量投げ捨ても…駅伝・マラソン真っ盛りの裏で泣いている人たち

  5. 10

    箱根駅伝を無理に「世界」や「マラソン」と結びつけて感動を煽るヤボはいらない。駅伝は駅伝なのだ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  2. 2

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  3. 3

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  4. 4

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  5. 5

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  1. 6

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  2. 7

    “勝ち組”は中澤、辻、藤本…「モーニング娘。」たちの明暗

  3. 8

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  4. 9

    備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】

  5. 10

    悠仁さま「人々の幸せを願い」成年会見で高まる将来への期待…愛子さまの“国民と苦楽を共に”との比較も