長崎県が忖度 聖火辞退者に理由を「諸般の事情」と提案

公開日: 更新日:

 気持ち悪い忖度だ。東京五輪組織委の森前会長の女性蔑視発言を理由に聖火ランナーを辞退した長崎県佐世保市の大学院生諸国麻椰さん(26)に対し、県が理由を「諸般の事情」などという表現にとどめるよう提案していた。

 県の担当者は「本人のことを思い、中立的な表現が良いのではないかと考え提案した」と釈明している。

 諸国さんはNHKの取材に対し「こうした表現では、自分が辞退する意思が世間に全く伝わらないと感じた。男女共同参画社会について考えるきっかけにするためにも、具体的な言葉を使うべきだと伝えた」と語った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末