大谷OP戦初登板で161キロ 昨季地区王者を今季カモれる気配

公開日: 更新日:

 この日に相対したアスレチックスは、同じア・リーグ西地区のライバル。昨季は7年ぶりに地区優勝を果たしながら、低予算で運営する球団の方針からオフに多くの主力を放出した。再建モードに入っており、アナリストの多くが最下位と予想するなど、下馬評は芳しくない。

 現時点で投打ともチームを牽引するだけの主力は不在。実力に陰りが見え始めたベテランや、メジャーで実績のない若手が大半を占めているだけに、二刀流への完全復活を目指す大谷にとってはカモにしたい相手だ。

 しかし、アスレチックスは7月末のトレード期限を境に選手の顔ぶれが様変わりするのは珍しくない球団でもある。7月中旬の球宴までにポストシーズン進出の可能性があれば、積極的にトレードを行い、戦力の上積みを図ってきた。極端な時は、開幕スタメンに名を連ねた選手がほとんど残っていないことも珍しくはない。

 今季、エンゼルスとアスレチックスの直接対決は19試合。8月1日までに16試合が組まれている。今季のアスレチックスの前半戦の状態にもよるが、投打とも戦力が劣る同地区のライバル相手に結果を残せるうちに勝ち星と本塁打を稼いでおいた方がよさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ