石原さとみはどうする? 止まらぬ聖火ランナー辞退ドミノ
東京五輪組織委員会は9日、聖火リレーに参加予定だった芸能人や元選手など7人の著名人ランナーから辞退の申し出があったことを発表した。
著名人による辞退の先陣を切ったのは、先月3日、お笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳(47)。愛知県犬山市で出走予定が、「『オリンピックはコロナがどんな形であっても開催するんだ』という、ちょっと理解不能な発言をされていらっしゃった」と大会組織委の森喜朗前会長に疑問を呈し、辞退を表明。これを皮切りに、女優の玉城ティナ(23=沖縄)、俳優の斎藤工(39=福島)、歌手の五木ひろし(72=福井)らが後に続いた。
今月6日には東京電力福島第1原発事故の被災地、南相馬市を走る予定だった人気アイドルグループのTOKIOも辞退を発表。10日現在、少なくとも20人と1組以上の著名人らが出走の“栄誉”を返上している。
今年に入ってからの共同通信やNHKの世論調査の結果で、東京五輪を望まない国民が大多数を占めていることが明らかになっている。先に挙げた著名人らは一様に「スケジュールが合わなくなった」と説明しているものの、芸能人は人気商売。東京五輪への求心力が失われている今、もはや走らない方が得策という判断だろう。
聖火リレーは25日に始まる予定だが、まだまだ辞退ドミノは止まりそうにない。