著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

屈辱の初代表から1年4カ月…古橋享梧が見せた自信と覚悟

公開日: 更新日:

古橋享梧(FW/神戸・26歳)

「ドーハの悲劇」経験者の元日本代表GKの前川和也氏の息子・黛也のように、日本代表初招集の8人が注目されている今回の日韓戦(3月25日)とモンゴル戦(同30日)。

 代表キャップ1の男・古橋享梧もメンバー定着に燃える1人だ。
 
 初キャップとなった2019年11月のベネズエラ戦(吹田)で日本は1ー4と惨敗。森保一監督の解任論も高まった。「何本かボールを引き出せたけど、決め切れなかった」と悔やんだ日から1年4カ月。今回こそは目に見える仕事を果たす覚悟だ。

「前回代表の時に比べるとゴール前での余裕も凄く生まれましたし、泥臭いゴールも決められるようになった。チャンスを数多く作れているのが僕の強み。今度はそれを確実に決められるようにしたいと思ってます」

 3月22日から始まった日本代表活動で古橋は少なからず自信をのぞかせた。それもそのはずだ。20年は元日の天皇杯と2月のゼロックス杯で連続優勝。コロナ中断後も調子を落とすことなくJ1・12得点をマーク。11~12月のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)では、4強入りの原動力にもなった。さらに今季もここまで3得点。FKキッカーを務めるなどプレーに幅が出てきた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末