明豊初V王手! 智弁和歌山時代の恩師が語る川崎監督秘話
春夏通じて初の決勝に駒を進めたのが、明豊高校(大分)だ。
準決勝で中京大中京(愛知)を5―4で撃破。1日、東海大相模と決勝戦を行う。
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明豊を指揮する川崎絢平監督(39)は智弁和歌山出身。2008年から11年まで、母校のコーチを務めていた。12年に30歳で明豊の監督に就任すると、15年夏に同校を甲子園に導き、17年夏はベスト8、19年春はベスト4と着実に成績を上げている。
高校時代に川崎監督を指導した智弁和歌山の高嶋仁名誉監督は、「守りのしっかりした選手でした」と、こう続ける。
「判断力に優れていて、チームが大勝しても浮かれず、常に冷静。コーチとしても優秀でした。自身が遊撃手だったこともあって内野手を育てるのがうまく、彼に任せておけば内野陣は安心、という信頼感があった。川崎がコーチだった4年間で甲子園に行けなかったのは09年の春だけ。その意味では私もずいぶん彼に助けられました」