大谷ローテ復帰でも勝ち手にできず?指揮官がタンデム示唆

公開日: 更新日:

 このタンデムは直訳すると「2人こぎ自転車」。2人の投手で1試合をまかなうことから最近では「タンデム・ローテーション」の呼称が定着し、1人目が長くても4~5イニングを投げ、もう1人に残りを任せる。この起用法は本来、先発投手が力不足だったり、メジャーで実績のない若手に経験を積ませるためのものだ。当然、球数は制限され、1番手の投手は勝ち星の権利を得る五回を前に交代するケースも少なくない。白星は完全に度外視されるのだ。

 大谷は今季初戦で最速163キロをマークするなど、球威は完全に回復した。イニング、球数とも限定されるタンデムで起用されれば、今春のオープン戦でマークしたメジャー自己最速164キロの更新も決して夢ではないが、渡米1年目の2018年以来の白星は手にできないかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末