大谷“走攻守”3役こなし全試合出場 フル稼働に専門家も懸念
エンゼルス・大谷翔平(26)が「走攻守」の3つの役割をフルにこなしている。
投げては3試合で1勝0敗、防御率3.29。打っては22試合で88打数25安打の打率.284、7本塁打(メジャー2位タイ)、18打点(同11位タイ)。チームトップの3盗塁をマークしている上に、日本時間25日のアストロズ戦では、メジャー初の左翼守備にも就き、まさに「三刀流」の働きだ。同27日のレンジャーズ戦で1072日ぶりの白星を手にした翌日も「2番・DH」でスタメン出場するなど、チームでは二塁フレッチャー、遊撃イグレシアスとともに全23試合に出場し続けている。
マドン監督は大谷をフル稼働させていることについて「我々は常に彼の健康状態を見ている」と、細心の注意を払っていると説明。さらに「現時点で彼は『準備ができているし状態も良い』と言っている。彼はいつ休みが必要か伝えてくれる」と、出場の可否は本人に委ねていると明かした。
しかし、今後も「1人3役」のフル稼働を続ければ、二刀流に不具合が生じかねない。