大谷翔平に追われたプホルスにレイズ筒香が追い出される日

公開日: 更新日:

 現役最多667本塁打のアルバート・プホルス内野手(41)が日本時間7日、エンゼルスから事実上の戦力外通告を受けた。

 同日に会見したミナシアンGMは「DHには大谷、一塁にはウォルシュが定着し、アルバートの出場機会は制限される。彼はプレーすることを望んでおり、最良の道を選択した」と説明した。

 プホルスは今後、ウエーバーにかけられ、7日間以内に獲得を希望する球団がなければ、エ軍と契約を結び直してマイナーでプレーするか、FAになって他球団への移籍を模索することになる。

 今季のプホルスは24試合で打率.198ながら、5本塁打、12打点と長打力は健在。今季の年俸約32億7000万円の残りを負担しなければならないウエーバーとは異なり、FAなら格安で契約できる。

 このベテランスラッガーの去就が、日本人野手に飛び火しそうだ。今季、開幕から打撃不振が続くレイズの筒香は7日現在、25試合で、75打数12安打の打率.160、0本塁打、5打点。今や打線のブレーキになっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド