石川遼が池ポチャ2発 JGTO主催大会で首位から陥落のお粗末
【JAPAN PLAYERS選手権 by サトウ食品】
「無我夢中でやっていたらトップに立っていて、まさか勝てるとは思わなかった」
プロ4戦目で初勝利をつかんだ片岡尚之(23)だ。東北福祉大では松山英樹(29)の後輩にあたり、金谷拓実(22)の1年先輩だ。最終日はその金谷と同組で回ったのもスムーズにラウンドできた要因になった。
選手会が主催者となって立ち上げた新規大会は、あっけない幕切れだった。
終盤は通算15アンダーに一時5選手が並ぶ大混戦になり、その中には選手会長の時松隆光(27)や副会長の石川遼(29)も入っていた。
ところが、折から強い風が吹き始めるとスコアを崩す選手が続出して、次から次へと優勝圏から消えていき、トップタイだった最終組の宮本勝昌(48)も18番をボギーとしてプレーオフに持ち込めなかった。先にホールアウトし、クラブハウスリーダーの片岡に勝利が転がり込んだのだ。
若手の勝利はツアーに好材料だが、それにしてもベテラン勢がだらしない。特に石川はひどい。