青学大の箱根総合圧巻V生んだ原監督「言葉のマジック」 4連覇含む総合9度制覇の名将が分析

公開日: 更新日:

 さらに澤木氏は「原マジック」にも注目している。

「選手をやる気にさせる方法は大きく分けて2つある。ひとつは、適切かつ適度なトレーニングで記録を伸ばし、自信を持たせること。もうひとつは言葉の魔術です。原監督の言葉は、選手の心に深くしみ込むといわれている。日頃のコミュニケーションや練習中のアドバイスが『やる気のホルモン』といわれる神経伝達物質(セロトニン)を分泌させ、ここぞというときに気持ちを奮い立たせているのではないか。とはいえ、今はどんな競技も一人の指導者でチームが強くなる時代ではない。フィジカルやメンタルのコーチ、医学や栄養面のサポートなど、複数指導者の目が欠かせない。箱根駅伝の監督は成績が悪ければ解任されるプロの指導者です。青学の1強を許してはいけません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育