ジャンプ小林陵侑に「ピークは過ぎた?」の声 北京冬季五輪それでも「金」確実の根拠
「ピークは過ぎたか?」
そんな声も聞こえてきたのがスキージャンプの小林陵侑(25)だ。
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■ここ5試合は表彰台なし
今季ワールドカップ(W杯)は個人17戦が終わって4連勝含む最多の6勝。ジャンプ週間も3季ぶり2度目の優勝を飾った。北京五輪では1998年長野大会の船木和喜以来の金メダルの期待がかかるが、ここ5試合は表彰台に上がれず、調子は下降線の感もある。
しかし、「その点は心配ない」と、国際スキージャーナリストの岩瀬孝文氏がこう言う。
「コロナの影響で昨年のクリスマス週間には帰国できず、海外生活が続いているし、4連勝を狙った年末年始のジャンプ週間では体力、メンタルに加え、頭も使って疲労困憊になったはずです。回復には少し時間が必要ですが、直近の5大会もすべて5位以内をキープしており問題はない。北京では再び最高のコンディションで飛んでくれるでしょう」