北京五輪“死角なし”感染対策の舞台裏…東京五輪「バブル崩壊と乱痴気騒ぎ」を反面教師に

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 2月4日開会式の北京五輪に向け、日本を含めた海外報道陣が続々と中国へ入国している。

 すでに現地入りしたメディアからは現地ルポが報じられており、「日本よりも厳格な新型コロナウイルス感染対策の世界に入ったことを実感した」(時事通信)、「宿泊ホテルは『鉄のカーテン』で市街地とは別世界に分けられた」(毎日新聞)というように、厳重なバブル体制であることがうかがえる。

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 大会期間中は選手のみならず報道陣に至るまで、一度バブル内に入ると閉幕するまで抜け出すことはできない。それに加え、毎日のPCR検査などが課されるという。「これは昨夏の東京五輪を反面教師にしているのです」と、説明するのは中国事情に精通するジャーナリストの近藤大介氏だ。

 東京五輪では報道陣が事実上の野放しとなり、街ブラや外飲みの惨状が連日のようにニュースに流れた。それどころか選手までも宿泊施設から抜け出し、観光を楽しんでいた。

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