巨人・原監督が坂本の復帰時期にヤキモキ…二軍戦で実戦も“恐怖心”克服どこまで?
交流戦で巨人の原監督が最も気を揉んでいるのが、坂本勇人(33)の復帰時期である。
主将は、4月30日の阪神戦で守備の際に両膝を地面に打ちつけて交代。右膝内側側副靱帯を損傷し、二軍でリハビリを行っている。
今月19日からはフリー打撃を再開し、ノックでは左右の打球を要求するなど練習の強度は上がってきた。24日にも二軍戦で実戦に復帰、順調なら「交流戦2カード目のDHが使える敵地・札幌ドームでの日本ハム戦から一軍復帰できればと原監督は期待しているのですが……」と巨人のファーム関係者が続ける。
「フリー打撃を再開した19日までは、本人も慎重でした。その前日までダッシュも7割程度、バットを持ってもティー打撃止まりで、ノックは正面の軽い打球を恐る恐る受ける感じでした。なにしろ膝の靱帯損傷ですから、急な動きや切り返しの動きにどうしたって怖さが残る。そうでなくても開幕直前に左脇腹を痛め、持病の腰痛に加えて、ここ数年は下半身の故障が増えている。その影響か、離脱するまでリーグワースト2位の5失策とらしくないプレーが続いた。ムリはさせられません」