ミズノOPは全滅…日本人プロは世界で戦うドライバーショットを知らなすぎる
上位4人までがメジャーの全英オープンに出場できるミズノオープンで日本選手は全滅した。なんと5位にも入れなかった。
全英オープンは風の強いリンクスで開催されることが多いので、「~全英への道~ミズノオープン」会場も日本のコースとしては比較的風の強い海沿いのリンクス風のJFE瀬戸内海GCでよく開催されている。ところが最近は、シーサイドコースで行われた大会はたいがい外国勢が勝っている。
全英オープンで活躍したアジア人といえば台湾の呂良煥がいる。今年3月に亡くなったが、1971年の全英オープンでリー・トレビノと優勝を争って惜しくも2位になっている。
日本でも活躍し、風の強い静岡オープンで優勝、取材したときのことを今でもよく思い出す。
正確なドライバーショットについて聞くと、「台湾のコースは風が強いので、ショットを曲げたらゴルフにならない。フェアウエーをタテに3つに割って、左、右、真ん中と打ち分ける練習をよくやった」と言った。
■アゲンスト風の中でも飛距離が落ちない低い弾道