ロッテ佐々木朗希は今季ワースト自責5 メジャー挑戦にも「適応力と強靭メンタル」が必要

公開日: 更新日:

 雨に泣かされた。

 3日、ロッテ佐々木朗希(20)が楽天戦に先発。自慢の直球は最速158キロにとどまるなど、6回途中5失点で今季2敗目(6勝)を喫した。自責5は今季ワーストである。

 公式戦の先発は7月1日の楽天戦で右手中指のマメを潰して以来、約1カ月ぶり。四回には無死一塁の場面で浅村を迎え、カウント0-1になったところで豪雨のため試合が16分間中断。試合再開直後に併殺打に打ち取り、ピンチを脱したが、延々と降りしきる雨でマウンドがぬかるみ、指先の感覚が狂ったのか、フォークの制球が乱れた六回、4連打を浴びたところで井口監督がタオルを投げ込んだ。

 某ロッテOBは、「故障明けでなおかつ、久しぶりの登板ということもあってか、力の入れ具合を抑えて投げていたのだろうが、佐々木朗は来春WBCで日本代表の主戦投手として期待されている。さらなるパワーアップを遂げ、自身の夢であるメジャー挑戦を果たすには、あらゆる環境への適応力が不可欠です」と、こう続ける。

■露呈した内弁慶ぶり

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」