全米女子アマV馬場咲希“攻めのゴルフ”支えた極真空手 今季開幕前に週4で道場通い体幹トレ
女子ゴルフ界のニューヒロイン誕生に日本中が沸いている。
全米女子アマチュア選手権を制した馬場咲希(17)。攻撃的なプレースタイルで攻めのゴルフを貫き、日本人勢で37年ぶり、史上2人目の快挙で一躍名を上げた。
そんな馬場だが、意外にもこれまで目立った優勝成績はなく、昨年の日本女子アマ選手権は52位、日本ジュニア選手権(15~17歳)は14位タイだった。
今回の快挙について、「もしかすると、昨年秋から今季開幕まで私の道場で取り組んだ極真空手が助力になっているとすれば光栄です」と話すのは、極真拳武會有明・千鳥の支部長を務める藤井将貴氏だ。
「私の父と咲希ちゃんの父・哲也さんは旧知の仲。その繋がりで、哲也さんから『娘は根性がないから鍛えてやってください』と頼まれたんです(笑い)。最初、咲希ちゃんは『空手って何?』という感じで、完全な素人でした。でも、パンチや蹴りのやり方を教えると、飲み込みが早かった。『下半身の使い方がゴルフに似てる』なんて言いながら、すぐモノにした。何よりビックリしたのが打撃時のインパクト。瞬発的に力を出すのが上手で、私が『うおっ!』と驚くようなパワーでした」