武藤敬司「引退試合」PPV希望でプロレスも地上波離れ…那須川天心、朝倉未来の成功に触発か
来年2月21日に東京ドームでの引退興行「KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO-WRESTLING“LAST”LOVE~HOLD OUT~」が決まった、プロレスラーの武藤敬司(59)。7日の記者会見に出席した武藤は、引退試合を放送する媒体についてPPVに関心を示した。
「先日、武尊と対談したんですよ。あの試合、PPV(コンテンツの有料視聴)でスゴい儲かったんだって」
テレビの地上波を積極的に希望しなかった武藤の発言に、テレビ関係者からは落胆の声とともに、納得する声が漏れたという。
「力道山の時代から、プロレスはテレビとともに発展してきたエンターテインメント。近年は地上波での放送はめっきりなくなっていますが、昭和の時代から活躍するスーパースターの引退ですから、地上波のゴールデンタイムでの特番を想定していましたが、本人がそれを望んでいないことが記者会見ではっきりとわかりました」(キー局関係者)
武藤は蝶野正洋(58)、故・橋本真也(享年40)とともに“闘魂三銃士”として活躍した新日本プロレスを出発点に、現在、プロレスリング・ノアで最年長現役レスラーとして活躍する業界きっての大スター。それだけに、興行運営側もふさわしい舞台を用意したという。