水戸龍聖之は入門した部屋が悪かった? 天賦の才生かせず稽古嫌いに

公開日: 更新日:

28歳・錦戸部屋・前頭16枚目

「別の部屋に入っていれば……」

 そう思う関係者は決して少なくない。

【写真】この記事の関連写真を見る(11枚)

 モンゴルから相撲強豪校の鳥取城北高に留学し、日大相撲部ではアマチュア横綱と学生横綱の2冠を達成。幕下15枚目付け出し資格を得て、元関脇・水戸泉が師匠を務める錦戸部屋に入門した。

 幕下をわずか4場所で通過し、2018年1月場所で十両昇進。しかし、十両で足踏みを続け、今場所ようやく新入幕となった。

 錦戸部屋が所属する高砂一門の関係者が言う。

「アマ横綱と学生横綱に輝いたように、素質は天下一品。日大時代は外国出身力士として、初のキャプテンを務めた。それだけ人望や統率力もあったのです。ところが、錦戸部屋は師匠が元気な頃はともかく、現在は人工透析を行うなど、体調が良くない。週刊誌沙汰にもなったように、おかみさんの問題もある。一人、また一人と力士が辞め、いまや番付に名前がある力士は水戸龍ただ一人。実は、番付外としてもう一人、名前が残るものの、すかした、つまり脱走したようです。そんな環境に嫌気が差したのか、やる気はあまり見られませんね」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり