オリックス中嶋監督の“鉄仮面”には感心する 試合中に感情の揺れがまったく感じ取れない
一見すると、オリックスの中嶋聡監督(53)には面白みがない。試合中はだいたい鉄仮面のような無表情。試合後は、勝っても負けても、言葉が少なく愛想がない。担当記者は大変だろう。
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いや、批判をしたいのではない。逆だ。私は常々、素晴らしいと思ってベンチでの表情、振る舞いを目で追っている。
ヤクルトに先行を許した日本シリーズでもそうだ。初戦を落として迎えた2戦目は九回表を終えて3-0。勝利をほぼ手中に収めながら、リリーフの阿部がヤクルトの伏兵・内山にまさかの同点3ランを被弾した。直後、テレビの中継画面にも大映しされたベンチの中嶋監督は、イスに深く座ったまま身じろぎもせず、いつもの無表情。感情の揺れがまったく感じ取れなかった。
■いよいよ感心したコメント