駒大エース田沢廉はマラソンで世界に通用するか?全日本駅伝3連覇に貢献も気になる進路
「田沢は来春、トヨタ自動車への入社が決まっているが、卒業後も駒大の大八木監督に指導を受けるという。大八木監督がどこまで田沢の指導を続けるかはわかりませんが、マラソンの五輪代表になった駒大OBは昨年の東京大会の中村匠吾ぐらいしか記憶にない」と実業団OBは続ける。
■アフリカ勢を倒せるか
「トヨタには駒大OBの西山雄介が在籍しており、2月の別府大分毎日では初マラソンで優勝。7月の世陸はマラソン2回目で13位だった。元日のニューイヤー駅伝優勝3回のトヨタも、最大の目標はこの大会の優勝です。田沢がマラソンでアフリカ勢を倒すには、東京五輪6位の大迫(傑)のように駅伝とは無縁の海外で新たな指導者や練習法を探すべきです」
駅伝王国から五輪マラソンのメダリストはもう無理か。