ソフトB“80億円大補強”の現場は今…近藤vs柳田でまさかの「DH椅子取り合戦」勃発?
“7年総額40億円以上”の柳田も故障の多さがネック
一方の柳田も右翼のレギュラーだが、こちらも近年は故障が少なくない。球団も2020年から7年総額40億円以上の契約を結んでいる以上、近藤と同様、起用にはかなり気を使っている。
近藤が左翼、柳田が右翼で出場し続けるのが20年以来の優勝への近道とはいえ、首脳陣もそれが現実的ではないと承知しているわけだ。
「それは監督も考えている。仮に近藤と柳田が2人とも外野を守れない状態になったら? それも含めて、だよ。そうならないよう、2人のコンディションには注意しながら、使い方の順番などは当然、考えています」(森ヘッド)
近藤と柳田、どちらかがベンチスタートでは大補強の効果は半減する。今季、チームの二枚看板による指名打者の取り合いが頻繁に起きるようなら、首脳陣も胃が痛い。