アスレチックス藤浪晋太郎 メジャー1年目でも「フォーム修正」のイヤな予感
メジャーリーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏は「制球難の投手をコーチが指導することはメジャーでも珍しくない。菊池雄星もメジャー1年目の春先にフォームに手を入れられましたから」とこう続ける。
「特にアスレチックスは5、6年周期でベテランを放出し、若手を育ててきたチーム。今はちょうど若手が育ちつつある過渡期です。おそらく今季後半は若手投手が次々に台頭してくるはず。つまり、アスレチックスが藤浪に求めているのは、先発ローテを半年守ること。だからこそ、年俸325万ドル(約4億3700万円)の1年契約なんです。即戦力扱いなので、首脳陣がフォーム修正に躍起になる。当然、メジャーにアジャストする時間はそう多くは与えてくれない。仮に先発でゲームを作れなければ早々と見切られ、中継ぎに回される可能性もあります」
フォーム修正の“悪夢”再び…とならなければいいが。