投壊の巨人からエース菅野「待望論」が聞こえてこない不思議…二軍で“あの人は今”状態
今復帰しても以前のような投球はできない
先日、原監督が「何してんの? って聞いてきて!」と報道陣にブチ切れたばかり。二軍関係者によれば、ブルペンに入っては、また違和感が出るの繰り返し。症状は一進一退で、最近は肘の痛みこそ消えているものの寝違えによる首痛もあって実戦復帰が遅れているという。さる球界関係者がこう言った。
「原監督が初めて戸郷のことを『エース』と呼んだように、長く菅野が務めてきた巨人のエースの座は、侍ジャパンにも選ばれて独り立ちしてきた戸郷へ移行しつつある。チームは12球団断然ワーストの防御率4.31という投壊状態なのに、チーム内からは菅野の復帰待望論があまり聞こえてこない。原監督はああ言ったけど、チーム内でアテにされていないのは、今復帰しても以前のような投球はできないと、身内にはバレているからではないか」
最後の望みとして、今季就任した久保巡回投手コーチが密着してはいるが、このまま完治しなければ、今季限りで引退という可能性も十分ありそうだ。