大谷翔平の機動力は“諸刃の剣”…今季9盗塁もトラウトの前で動くのはむしろマイナス

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 大谷翔平(28)の機動力が裏目に出かねない。

 日本時間8日のカブス戦では2-2の同点の五回、四球で出塁すると3番トラウトの打席で立て続けに二盗、三盗に成功。今季9個目の盗塁で好機を演出したが、主砲は空振り三振に倒れて追加点を奪えなかった。

 大谷は出塁すれば自身の判断で走ることを許される「グリーンライト」を与えられていることもあり、9盗塁はチームトップ。さらに今季、ピッチクロック(投球間隔制限)の一環で、牽制は1打席につき2回までと制限され、ベースが拡大されたことも手伝って、走りやすい条件が整っている。

 実際、大リーグ公式サイトは5月12日、シーズンの約4分の1を消化した時点での新ルールの影響を検証する記事を掲載。それによれば、牽制回数制限とベース拡大の影響で、盗塁数は1試合平均1.8個と2013年以降では最多、盗塁成功率はメジャー史上最高の78.3%を記録したという。今季、大谷は63試合を消化した時点で9盗塁。23個ペースになる。

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