大谷翔平がサイ・ヤング賞ノルマ「30試合登板」実現へ! ローテ通りなら残りは11試合
大谷翔平(29)が昨季に続く投打の規定数(162イニング、502打席)到達に加え、今季はエース級の大台に乗りそうだ。
フィル・ネビン監督は日本時間24日、大谷が次回29日、敵地トロントでのブルージェイズ戦に登板すると明かした。8勝目を挙げた22日のパイレーツ戦から中6日のマウンドになる。
当初は28日のタイガース戦(デーゲーム)に中5日で登板予定だったが、前半戦終盤から右手中指のつめが割れたり、マメに悩まされてきた。指揮官によれば「高い湿度はマメに影響しやすい」ため、湿度が下がるナイターで起用するという。
ここまで大谷は19試合111回3分の2を投げ、8勝5敗、防御率3.71。次戦以降、中5日のローテなら、今季最後のマウンドとなる9月28日のレンジャーズ戦まで計11試合に登板し、30試合に到達する計算。開幕前、ネビン監督とミナシアンGMが「可能な限り投げてもらいたい」と見込んでいた30試合以上の登板が実現する。
メジャーのエース級は一般的に最低でも30試合登板がノルマとされ、中4日のローテ通りなら、35試合以上登板するケースも少なくない。明確な基準はないとはいえ、投手として最高の栄誉であるサイ・ヤング賞を狙うには30試合が一つの目安となる。