北口榛花 世界陸上女子やり投げ金メダルはゲン担ぎの「蝶ピアス」と「1投目」がカギ握る
北口は25日(日本時間26日午前3時20分)の決勝について、「メダル目標に頑張りたい。もっと緊張すると思う。3投目までになんとかできるように。今日みたいにできるように」と語っている。決勝には12人が出場する。小山氏はメダル取りのカギを握るのは「1投目」だという。
「1投目に63メートル以上投げればまずはひと安心です。ベスト8に入れるでしょうから次の試技(再び3投)に進める。精神的に余裕が生まれ、過度の緊張から解放されると思う。逆にいえば、予選のように1投目をミスすると残り2投のプレッシャーがきつくなる。今回の金メダルより、来年のパリ五輪の金が本当の狙いでしょうが、今大会は最近の実績から、昨年大会の銅メダル以上を期待されている。それは本人も十分わかっている。大舞台を楽しんで好結果につなげて欲しいです」
ちなみに、一昨年の東京五輪の金メダルは劉詩穎(中国)の66メートル34。昨年の世界陸上オレゴン大会金はK-L・バーバー(オーストラリア)の66メートル91だった。