阪神CS応援の必需品「パインアメ」を岡田監督は1試合8粒…一気食いの糖尿病リスクは?
プロ野球は18日から、セ・パ両リーグのクライマックスシリーズ「ファイナルステージ」が開幕した。
セはリーグ優勝の阪神と広島が甲子園で対戦しているが、日本一を目指す阪神ファンが応援グッズとして必須とするのが、「パインアメ」だろう。岡田彰布監督の大好物として、試合中によくなめていたということから、ファンの間でブームに。
7月下旬のテレビ番組のインタビューでは、「1試合に7~8粒食べている」と話していた岡田監督。たしかに甘酸っぱくてクセになる美味しさだが、1粒(18.7キロカロリー=公式HPより)の「パインアメ」を1試合(2時間程度)で一気食いは、お節介だがちょっと心配……。1試合に8粒で約150キロカロリー。年間143試合、仮に毎試合食べていたらそれだけで2万1450キロカロリーだ。
「パインアメ」に限らず、「飴」を1日に何個も"食べる"人がいるが、糖尿病などのリスクはないのだろうか。管理栄養士の小川沙織氏が言う。
「栄養学でいえば飴は嗜好品なので、国として1日の摂取上限は決められていません。ただ、糖質を一度に多く摂取している状態。普段の食事で血糖値が上がるメニューを好む方なら、糖をため込みやすくなり、糖尿病の原因になり得ます。なので、食事では血糖値の上がりにくい穀物や豆類を意識して摂取しましょう。ガムと同様に、飴を一度に何個も食べてしまう人は、ストレスを緩和させる行為の可能性もあります。自律神経の乱れのサインでもありますし、『パインアメ』のような酸味がある飴を好むならビタミン不足の可能性もあります」